週足の値動き
- 今週の週足は上髭陰線で、再度下落。
- 先週に引き続きレンジ下限付近の150円にトライし、終値は150円をブレイクして閉じています。
- レンジ下限付近の微妙な価格帯で踏ん張っているかと思いますが、チャート的には下落方向への圧力が強まってきているかと思います。
【ポンド円:週足】

出所:TradingView
日足の値動き
- 先週の日足は前回の値幅調整(3/18~24)と同程度の調整幅となるチャネルライン下限付近でもみ合い(上昇波のフィボナッチリトレースメント78.6%付近)、週末の金曜日に強めの陽線が出現し、一旦チャネルラインで反発した形を示していました。
- 今週は先週の記事(【FX為替情報】どうなるポンド円:今週の値動きと来週の戦略(初心者の方用)4月12日~16日)で予想したように先週の流れを継続し、火曜日に152円付近まで押し目買いが入りましたが、下降波61.8%からの戻り売りで上髭陰線(前日の陽線もつぶされています)となり、その後も2日連続の陰線でチャネルをブレイクしました。
- 金曜日に買いが入ったものの、レンジ&チャネルブレイクが確定した状況になっています。
- 日足三尊(ヘッドアンドショルダー)のネックライン(チャネルライン)をブレイクする形となっており、売り方優位の情勢です。
- 来週は週足の流れも踏まえ、売り目線で行きたいと思います。※チャネルラインの内側に戻ってきたらフラット目線の変更
- ただし、日足の上昇トレンドはまだ崩れていないため、上昇波の起点付近(3波のフィボナッチリトレースメント23.6%と重なる付近)の値動きには注意したいと思います。
【ポンド円:日足】

出所:TradingView
三尊(ヘッドアンドショルダー)とは
【過去チャート 2014年12月の日足】

- 「三尊」とは3つの仏像が並んでいるように見えることからそう呼ばれています。なお、ヘッドアンドショルダーは、チャート上の値動きが人の頭(ヘッド)と左右の肩(ショルダー)を構成しているように見えることから、そのように呼ばれている。
- チャートパターンの一つで、3つの山を形成する典型的な天井の形をいいます。(トレンドの転換を示すチャートパターン)
出所:TradingView
来週の戦略
ロング
- 様子見
ショート
- 現在価格付近でレンジを組めばその上限から、チャネル付近までのプルバックがあればそこからエントリーを検討
- ターゲット:148円付近(FE100%付近),145.5円付近(FE161.8%付近)
おまけ:ドルインデックス・ドル円・ポンドル・ユロポンの値動き
ドルインデックス
【ドルインデックス週足:売り目線】

- ドルインデックスは93付近の週足レジスタンスラインからトレンド転換。
- 週足は3週連続で陰線。
- 上昇トレンドからの61.8%で押し目買いが入るも下にブレイク。
- 来週はトレンドライン目指し下落していくと予想しています。(つまりドル売り)
出所:TradingView
ドル円
【ドル円日足:売り目線】

- ドル円は上昇トレンドのフィボナッチエクスパンション423.6%から調整局面へ。
- 週足は3週連続で陰線。
- 上昇トレンドからの38.2%で押し目買いが入り、日足は下髭で踏ん張るも陰線で確定(金曜日のV字はムカつきましたね。。)。日足サポートラインをブレイクしており、上昇トレンドは終了しています。
- ドル円はドル安も踏まえると、基本売り目線で見たいと思います。
出所:TradingView
ポンドドル
【ポンドドル日足:様子見】

- ポンドドルは上昇トレンドのフィボナッチエクスパンション261.8%の5波終了後のレンジ局面と判断しています。(波の始点が悩ましいですが、左側の値動きは一旦無視)
- 週足は2週連続で陽線ですが、今週は長い上髭で終わっています。
- 日足はレンジ上限から折り返しているので、来週もレンジ内の動きを想定。レンジ下限への値動きを見ていきたいと思います。
出所:TradingView
ユーロポンド
【ユーロポンド日足:買い目線】

- ユーロポンドは大型のレンジ下限から日足がトレンド転換。
- 今週は下降波フィボナッチ31.8%をブレイクし高値引け。日足のダウも上昇トレンドに転じています。
- 来週は引き続き上昇の動きを想定。
- 3波の動きとして200MAと下降波フィボナッチ61.8%付近までの上昇を見たいと思います。
出所:TradingView




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